小説とは何か?

小説……。それは人間力を高めるエッセンスがつまったもの。
だと自分は思っている。

今は便利なもので、デジタル化が進み電子書籍やケータイ小説などどこからでも小説を楽しめる。
まずはどんな文章でもいい。活字にふれることをはじめ、人間力を高めようではないか。

最近は正座をすることって普段はあんまりないです。こたつに入る時はどうしてるのかなって考えてみても、足を横にして座っていたり、俗にいうおばあちゃん座りをしていたりです。だって何が苦手かって足が痺れるんですもの。もうずいぶん前だけど、お正月の集まりでお座敷だったから、はりきって着物を着て行ったんです。しばらくお話を聞いて、いざ立ち上がろうとしたら、もう足の感覚が全くなくて立てないんです。やっと立てたと思ったらひっくり返ってしまいました。それも派手に。それからトラウマです。
でも正座すると良いことが沢山あるっていうコラムを読んだんです。確かに背筋がピンと伸びるっていうのはわかります。けど、そんなことより何でも脳への血流量が増えるらしくって、その結果、認知症の予防になったり、集中力が高まったりするそうです。そのうえ、下半身が柔らかくなるし、筋肉に関しては下半身だけじゃなく内臓を支える筋肉も鍛えられるらしいです。なんかスゴクないですか?それならやってみようかなとも思ったんですが、痺れるからなぁって一歩踏み出せないままでした。
そしたら、先日、ホームセンターであるものを見つけたんです。正座の形で座るんだけど、イスに座ってるっていう衝撃の物です。まさに私のためのアイテムじゃないですか!即決でレジに直行しました。座ってみると、これ、なかなかいいです。背筋も伸びて、なんだか清々しい気分。正座で本を読むってなんだか高尚な感じがしませんか?なので、これを機に正座での読書を取り入れました。あっ正しくは、例のイスに座って、ですけどね。

言っちゃいました。「私、作ろうか?」って。
知人のオフィスの入り口に案内を書いたボードかタペストリーがもう一つあったらいいのになっていう話になったのです。注文すると結構料金がかかるらしいのです。出来るだけお金をかけないで何かいい方法がないかなぁってみんなで考えました。それがなかなかないんです。そして、私の言葉です。即「わぁ、ありがとう」って言われてしまったもんだから、もう後には引けません。でもね、嫌いじゃないんですよ、何か作るのって。最近はあんまり作ってなかったけど、もう着なくなったGジャンからワンコのお散歩用のカバンにリメイクしたり、玄関の靴箱の上にハギレで目隠しのカーテンを作ったり。私は何か考えるのが好きなんです。ここをこうやって、次にこうして、そっちはこうして……なんて頭の中のイメージを形にしていくんです。これって物語を作るのとよく似てるんですよね。私は小説を読むのが好きだけど、自分で物語を書くのも好きなんです。頭の中にあるものを表現するのって楽しいんです。
そんなわけで先日そのままホームセンターとモールに行って、あれこれと材料は調達済みです。イメージはもうしっかり出来上がっているから、あとは私の腕にかかっています。よしっ!じゃあ、取り掛かりますか。

この前、久しぶりに妹と一緒にショッピングに行って、ランチをしたりお茶をしたりと一日を過ごしました。姉妹っておばあちゃんになってもずっとこんな感じなのかもって、そんな気がします。いくら喋っても会話に終わりはなくて、ひとつの話題から次の話題へ続いて、そこからまた別の話に繋がっていって、まぁ、たいしたものです。ここに母が入って来て3人でも話題は尽きないんですけどね。学生の頃なんか、休みの前の晩に3人で喋っていて、「あれ?もう明るくなってきたよ」なんていうこともあったけ。恐るべし。
ランチしながら初めは食べ物の好き嫌いの話をしていたんだけど、そこから苦手な生き物の話になって、「あれは怖いなあ」とか「あれは大嫌い」とかそんな他愛のない会話をしていました。そしたら急に妹が、「生き物じゃなくて物で怖い物ってある?」って聞いてきたんです。生きてなくて物で怖いって?意味がわかりません。何かのブツブツが気持ち悪いとか……?でも、そうじゃなくて恐怖の感情らしいのです。「あのね、シャワーヘッドの水が出るところってわかる?そこが震えるくらい怖いの」って、どんな告白?なんでも小さい穴の集団が怖いらしい。理解不能です。生まれてから今までに散々色んな話をしてきたのに初めて知りました。
それでランチの後にふたりで本屋さんに行ってみました。そしたら、あるんですね。私が知らなかっただけで、けっこうメジャーなお話みたい。心理学的には誰もが知っている高所恐怖症なんかと同じ部類らしいです。人間って不思議です。もしかしたら、私にもまだ私自信も知らない秘密があるかもしれません。

新しい本の匂いが好きです。紙と印刷の匂い。新しい本を開いた時のなんとも言えない瞬間です。嗅覚って人間の五感の中でもとても記憶に関わるものだと思うんです。実は、私の記憶の中では、新聞が特別な存在なんです。新聞って毎日出来立てが運ばれてくるからか、いつも本当にそれらしい匂いがしますよね。そして、私にとっては幼い頃の思い出と重なるんです。私の記憶の中では、父はトイレに行くときにいつも新聞を持って行っていました。母から止めてほしいと言われようがお構いなし。だから、父がトイレを使った後は「ん?これは!」ってすぐにわかりました。笑っちゃいますけど、今でも新聞の匂いで父のトイレに入る後ろ姿が目に浮かんできます。
それと私、ある花の香りが風に流れてくると、一気に中学時代に記憶が引き戻されるのです。恥ずかしながら、おそらくあれが私の真剣な初恋だったかな。その花の香りで、あるシーンが鮮明に、まるで映画のワンシーンのように浮かんでくるのです。若干キレイに仕立て上げられてしまってますけどね。けど、まるで現実かと思うくらいの感情を引き出すのです。普段はなんとも思っていないし、そんな事実さえ忘れてしまっているのに。ただ、自分の記憶なのになぜか第三者が見ているような客観的な感覚もあるんですよね。変な感じです。でも、毎年決まってその花の季節に呼び覚まされる記憶なんです。

小説仲間の友人といっしょに、とある野外イベントを見に行くことにしました。野外ということは天候がにわかに悪くなることもありえるので、とにかく可能な限り入念に準備しました。防寒具に合羽に、具合が悪くなった時用の薬に……。
さて当日。朝は晴れていたものの、昼頃になるとだんだん空模様があやしくなってきました。これはまずいかもねー、と友人と話していたのですが、予感的中、イベントの最中に雷雨となってしまいました。始まりは夕方で、1時間ほど経ってからのことでした。イベントは中止となり、頭上で雷光が閃く中を急いで撤収することになりました。
その日宿泊するためにとっておいたビジネスホテルに着いた時には、合羽を着ていてもびしょ濡れになってしまっていました。抱えていたバッグもぐっしょり濡れてしまって、自分の見通しの甘さを痛感しました。それにしても、冷え切った身体に温かいシャワーって、本当に気持ちが良いですね。
人心地ついてからテレビを点けると、ローカルニュースでイベントが中止になった旨が報道されていました。少し残念ではありましたが、仕方のないことですね。何とか無事に帰り着くことが出来ただけでもよしと思っています。次は最後まで楽しむことが出来ると良いな。

最高の調味料は空腹、という話がありますね。確かにおなかが空いているときは何でもおいしく感じられます。夜中まで小説を読んでいると、ふとした瞬間におなかがぐうぐうと鳴る時があります。しっかり夕食を食べていても、減る時は減りますね。小説を読む時は基本的には座ったまま、腰が疲れてくると寝転がって読んでいるので、ほとんどカロリーは消費していないにも関わらず、お腹が減って眠れなくなるときもあります。
若かりし頃は、ふつうに夜食を食べていました。カップめんとか、ポテトチップとか、菓子パンとか。新陳代謝が活発だったためか、いくら食べても太りませんでした。今は……まあ、考えるまでもないと言いますか、考えたくないと言いますか。
連載もののネット小説などを読んでいると、気づけば日付が変わっていることがあります。目にずっと光を取り入れ続けていたせいかちっとも眠くなく、何とはなしにネットサーフィンしていると、「飯テロ」と称しておいしそうな食べ物の写真がひたすらアップされているページを見つけてしまったりします。そして思い出したように鳴るおなか。
食べたい、でも今食べたら太る……!という何ともいえずアンビバレンツな時間。割と好きです。

先日のちょっとした遠出の際、家族が運転してくれるというので、後部座席でぼうっと車窓の景色を眺めていました。その日通った道は山道で、うねうねぐるぐるとしていました。Gがかかる度に身体が左右に揺れました。木の間から山の怪がのぞき見ていそうな薄暗い道を通ること、30分ほどもした頃でしょうか。ぽっかりと開いたトンネルが見えてきました。赤く錆びた案内板が傍らに立っていました。どこかで見たような光景であるような気がしました。
トンネルを抜けると、既視感はますます強くなりました。しばらくすると、道の駅のような場所が見えてきました。そこの駐車場に迷いなく車を停める家族。こんなところに寄る予定ではなかったはずなので、不思議に思いつつ、車を降りました。
道の駅のような売店では、そばやラーメンなどの軽食を販売していました。入り口のスロープのすぐそばに階段があり、どうやらそこから大きな公園のような場所に降りられるようでした。家族に引っ張られてその階段の上に立ったとたん、幼い頃の記憶がぶわっとよみがえってきました。
そこは、私が子供の頃によく父に連れてきてもらっていた運動公園でした。まさかあんな、ホラー小説か民俗小説にでも出てきそうなおどろおどろしい山道を抜けた先にあったとは思いませんでした(笑)。どうやら父から聞いて、ちょっとしたサプライズとして連れてきてくれたようです。驚いたものの、とてもうれしかったです。

フルカラーの挿絵を見ると、テンションがぐっと上がります。とあるSF小説のファンで、普段読む用の文庫版(付箋と書き込みいっぱい)と、たまに眺めてニヤニヤする用の豪華版(触る時は手袋必須)を所持しております。前者がモノクロ、後者がそのフルカラーです。そして、描いている人が違います。
そのSF小説は90年代にハリウッドで映画化されました。その際、後者の画家さんがデザイナーとして参加されておりました。この映画も大好きです。そしてこの人が描いた挿絵には、背景等で出てきた建物がまさにそのままの外観で登場していたりします。細部までまるで同じというわけではないのですが。
1つの小説作品として最初に触れて、馴染みがあるのはモノクロの方でした。けれど、映画の件も含めて映像的にインパクトがあったのは、やはりフルカラー。この豪華版以外にも色々と関連画を提供していらっしゃるようなので、全部まとめた画集が欲しいと思ってもう○年経ちます。今のところ、出る気配がないのが残念です。
少し前に、その挿絵の複製画を額装したものをたくさん展示した、小さな即売会のようなものが開かれました。小さいものなら手に入らないかと思って行ったのですが、甘かったです。でも、思っていた以上にたくさん人が来ていて、何だかとてもうれしくなりました。

本屋さんは私にとって最高の空間です。インターネットで本を買うのもいいですが、やっぱり実際に本屋さんに行って買いたくなります。あの本がびっしりと並んでいる雰囲気がたまらないです。たくさんの本の中から欲しい作品を見つけるのが醍醐味みたいなところがあるので、できる限り自力でお目当てのものを探すようにしています。ただ、たまに全くどこにあるのか分からず、店員さんに頼ってしまうこともあるけどね。小説以外にも興味を惹く本があるので、歩いているだけでも楽しくなります。多分、いようと思ったらいつまでもいれるんじゃないかな。
これから読書を始めようと思っている人は、作者名で選ぶのもいいでしょう。マイナー作家よりも有名作家の作品の方が興味を持てるはずです。テレビに出演していることが多い作家さんなら親しみやすいと思うし。ちなみにどの本屋さんもアイウエオ順に作品が並んでいるので、すぐに気になる作家さんの作品をっ見つけられると思います。そして、その人の作品を色々手に取ってみて、面白そうなものをチョイスしてください。まずは気になる本を読んでみて、小説の面白さを理解すれば、私みたいに読書にどっぷりとはまると思いますし、本屋さんの居心地の良さにも気付くはずです。

ベストセラーとはたくさん売れている本のことをいいます。そういったベストセラー小説を見かけると「やっぱり内容も面白いんだろうな」と思うかもしれませんが、感じ方は人それぞれ違います。面白いと感じる人もいれば、イメージと違って微妙だったという人もいるでしょう。これは他の作品にもいえることで、小説の面白い、つまらないは人によって違います。だから、ベストセラーだからといって必ずしも自分も楽しめるわけではありません。場合によっては、期待外れだと感じることもあるでしょう。このように同じ作品でも読む人が変われば、感じ方が変わるのも小説の魅力です。仮にベストセラー小説を読んで、つまらないと感じたとしても気にする必要はありません。自分の感性が変なのかな?と不安になる人もいますが、みんながみんな同じ感性ではないのでごく自然なことです。
どちらにしても売れている小説には変わりないので、試しに読んでみるのもいいと思います。いい加減に本を選ぶよりは、まだ楽しいと思える可能性が高いです。私はできる限りベストセラーの小説を読むようにしています。やっぱり、メディアで紹介されると読みたくなります。その時はなるべくレビューなどを見ないようにしています。レビューを見てしまうと先入観を持ってしまうので、面白い作品でも面白くないと思ってしまう可能性があるし。